平成19年2月17日、もうすぐハルヒは生まれて6か月になろうとしていた。
2か月の付き添い入院を終えて、パパとママとハルヒの3人での生活がスタートした。
まだ寒い時期だったので、痰が増えたり、呼吸が苦しかったり感染の危険が多く、
退院してからもほとんど毎日のように病院へ連れて行っていた。
3月に入り、体調は少しずつ安定してきたが、家事とハルヒのケアの両立は思った以上に大変で、逃げ出せたらどんなに楽だろう…と思ったこともある。
またちょうど周りの友達も出産ラッシュで、おめでたの報告を聞くたびに
ハルヒと比べてしまって、素直に喜べず落ち込む自分がいた。
保健婦さんが訪問してくれたり、在宅看護サービスの看護師さんが来てくれたり、
リハビリの先生が来てくれたり、ハルヒの在宅での生活をみんなで支援してくれた。
ハルヒもリハビリの成果か手がよく動くようになったり、
目をパッチリ開けている時間が増えたり
とってもゆっくりだけどハルヒのペースで成長していった。
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